ダイエットのイメージが強い糖質制限食ですが、実は美肌効果があるのを知っていますか？
この記事では、糖質制限食を続けながら、さらに美肌効果を上げる方法についてご紹介します。
糖質制限食の効果
本来、糖質は体のエネルギーとなる重要な栄養素です。
しかし、現代の食事では糖質を摂りすぎる傾向にあり、体内で余った糖質は脂肪として蓄積されてしまいます。
糖質制限食の一番の目的は、糖質の制限により血糖値の上昇を防ぐこと。
血糖値の上昇を抑えると、糖質の代わりに体内の脂肪をエネルギーとして消費してくれるようになります。
この働きを生かしたのが糖質制限食ですが、血糖値を抑えることで得られるメリットは他にもあります。
糖質制限食と糖化ストレス
糖質制限食は、美容の大敵である糖化ストレスを下げる働きをしてくれます。
糖化とは、体内の余分な糖がタンパク質や脂質と結合することを言います。
恐ろしいことに、結合してしまうと元には戻りません。
さらに糖化が進むと、老化促進物質のAGEs（糖化最終生成物）に変わり、これを糖化ストレスと言います。
糖化ストレスは、美容の大敵であるシワやたるみ・くすみなど、見た目の老化を引き起こします。
糖化を食い止めるためには、原因である体内の余分な糖を減らせばOK。
そのため、
糖質を制限する糖質制限食は、美肌に効果があると言えます。
糖化ストレスを下げると、さらに動脈硬化や腎機能の低下・アルツハイマー認知症などのリスクも下がると言われています。
ただし、糖質制限をするだけでは、糖化ストレスを下げるのに最大限の効果を得ることはできません。
AGEｓは体内で作られるだけでなく、食事にも含まれているからです。
糖化ストレスを下げ、より美肌効果を実感するためには調理に工夫が必要です。
AGEｓを増やさない調理法
AGEｓは、タンパク質を高温で加熱したり、揚げたりすると増加します。
タンパク質というと、お肉や魚・大豆のイメージが強いですが、実は野菜にも含まれています。
AGEｓを食事から摂取しないようにするには、生での摂取がベストです。
しかし、生の食材をたくさん食べるのは大変ですよね。
もし加熱する場合には、蒸す・茹でる・煮る方法がおすすめ。
お肉などは加熱前にレモンや酢に漬け込むと、加熱による糖化が起きづらくなると言われているので、試してみて下さいね。
いずれの方法にしても、100℃以下の低温でじっくり火を通すようにしましょう。
また、AGEｓは電子レンジによる調理でも増えます。
調理済みの食事を電子レンジで温めなおすと、AGEｓはさらに増えてしまいます。
そのため、電子レンジの使用は必要最低限が良いでしょう。
お弁当やお惣菜を買う時は、サンドイッチやおひたしなど、温めなくてもいいものを選ぶのも手かもしれません。
さらに、糖質制限食で不足しやすい食物繊維は、便秘の解消はもちろん、ＡＧＥｓを体外へ排出するのにも役立ちます。
便秘は肌荒れの原因にもなりますので、意識的に食物繊維＋水分を摂取しましょう。
適度な脂質と発酵食品を摂取し、腸内環境を整えることでより美肌に近づきますよ。
無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。
まとめ
いかがでしたか？
糖質制限食はダイエットのために必要な食事法と思われがちですが、実は腸活に必須の食事法です。
脳腸相関と言われ、脳と腸は繋がっている。
そして脳よりも腸の方が大切で、腸が脳を支配していると言われています。
腸内環境を悪くするのが糖質で、腸活のために糖質制限食を勧めています。
腸を整えると、自律神経が整って心が落ち着き、痩せる体質になり、美肌効果もあります。
綺麗に痩せるなら腸活することが1番効率的なのです。＾＾
腸内環境を整えることで、痩せてさらに美肌になるなんて素敵ですよね！？
腸が整うと短期で体も作れます。
夏に向けて楽にするっと綺麗に痩せるなら、腸活も含めた糖質制限食を始めましょう♪
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